買物の基礎知識 : 食品の見極め

2015年4月21日

食品選びで最後に頼るのは自分の五感です!domestic_a03

缶詰などであれば製造年月日や賞味期限、あるいは内容物の腐敗により発生したガスによる缶の膨張などの手段しかありませんが、生鮮品などは見た目や臭い、重さ、手触りなどで確認することもできます。

 

【食品の見極めの基本的なポイント】

区分 食品 見極めポイント
農産物および農産加工物 野菜類 ・みずみずしく、つや・弾力性があり、形が良い・皮に張りがあり、ずっしりと重い
・よく乾燥し、つやがあり薄銀白色・粒が揃っていて、丸みを帯びている
豆類 ・よく乾燥して硬く、粒が揃っている・水につけると沈むものが良い
小麦粉 ・色が白くよく乾燥し、粒が細かくダマがない
みそ ・特有の香りや色つやがありムラがない
しょうゆ ・やや紅色を帯び、特有の良い香りがある・透明感があり、煮た時に濁りが出ない
水産物および水産加工物 鮮魚類 ・眼球が澄んで張りがあり、魚体の色つやが良い・えらが鮮紅色でひだが硬く、水に沈む・体がまっすぐ硬直し、腹部に弾力があり身が硬い
貝類 ・たたき合わせると澄んだ良い音がする
水産加工物 ・製造年月日(賞味期限)が新しい・色合いや弾力にムラがなく均一
畜産物および畜産加工物 肉類 ・つやがあり、牛:鮮紅色・豚:淡灰紅色・鶏:桃色・牛・豚は脂肪部分が白・クリーム色、鶏は皮が黄色身が買っている
・殻の表面がざらざらでつやがなく、光に透かすと明るい・振っても音がせず、割ると卵黄が盛り上がり、卵白が流れない
牛乳 ・沈殿物・凝固物・異物・異臭がない
バター ・特有の芳香があり、ムラがなくやわらかい・熱すると泡立ち、溶けるとほぼ透明、色に濁りがない
ハム等 ・軽く押すと水分が出たり、脂肪分が分離しているものは良くない

 

魚の場合、生で食べる事もあり、鮮度=高品質=美味となります。imagesZTGJ3VYA

 

一方で肉類の場合、熟成する事でうまみが出るので、屠蓄した直後の死後硬直が起きている新鮮な状態=美味ではありません。

それゆえ、店舗では熟成の進んだ肉をカットして売っているのです。

 

 

豆知識

食品の変質の種類

  1. 腐敗:蛋白質が微生物により分解され、味・臭いなどが損なわれ食用に適さなくなる
  2. 変敗:炭水化物(糖質)、脂質が微生物により分解され、味・臭いなどが損なわれ食用に適さなくなる
  3. 酸敗:油脂などが酸化により、味・臭いなどが損なわれ食用に適さなくなる
  4. 発酵:炭水化物(糖質)や蛋白質が微生物により分解されるが有害物質は発生せず、食品に特有の風味が出る

 

食品の変質というのは、一概に腐るという意味ではないんですね。

これからは今まで以上に、食品をよく吟味し、賢い消費者を目指しましょう!!

 

次回は「食品の取扱い」についてです。お楽しみに!

 


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