買物の基礎知識 : 食品の品質表示

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皆さんが食品を買われるとき、品質表示というものを目にしたことがありますか?

有名なのは「消費期限」や「賞味期限」という表示ですが、この違いをご存知でしょうか?

これは、品質保持の期間で分けられています。但し、あくまでも「未開封」が前提で、表示方法に従って保存された場合の期限であり、多くの場合、「開封後はお早めに・・・」などの説明が付記されています。

【消費期限と賞味期限】

意味合い 表示対象となる食品
消費期限 腐敗などにより衛生上の危害が発生する恐れがない、と認められる期限 弁当や調理パンなど、品質の劣化が早い食品(概ね5日以内)に表示される
賞味期限 その味や品質を十分保持できる、と製造業者が認めた期限 缶詰やスナック菓子など、品質が比較的長く保持される食品に表示される

 

次は、「アレルギー表示」についてです。

食物アレルゲンには、アレルギーの発症件数の多い食品や、症状が重篤な場合には生命に関わる食品など、食品衛生法で表示が義務付けられている7品目と、同法で表示が推奨されている18品目があります。

一見、アレルギー表示対象の食品を使っていないように見えても、中間加工で使用されているケースがあります。

例えば、味付けのり、漬物、納豆などは、いずれも原材料に「しょうゆ」が使用され、

「しょうゆ」はアレルギー物質として表示対象となっている「小麦」を原料としています。

【アレルギー性食品の表示】

表示義務の有無 表示をさせる理由 アレルギーの原因となる食品
表示義務 発症件数が多いため 卵・乳・小麦・えび・かに
症状が重くなる事が多く生命に関わるため そば・落花生
表示を推奨(任意表示) 過去に一定の頻度で発症が報告されたもの あわび・いか・いくら・オレンジ・キウイフルーツ・牛肉・くるみ・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・まつたけ・もも・やまいも・りんご・ゼラチン

最後に、「食品添加物」についてです。1225015292

食品添加物の使用目的は、食品の風味や外観をよくしたり、保存性の向上、栄養素の強化などです。

また、天然の原材料から抽出した天延添加物と、化学的に合成された合成添加物がありますが、いずれも食品衛生法の規制の対象になっており、厚生労働大臣が指定したもの以外の使用は禁止となっています。

【主な食品添加物の種類】

種類 主な食品添加物 主な食品
甘味料 サッカリン・D-ソルビトール・キシリトール 清涼飲料水・ジャム・しょうゆ・味噌・漬物
着色料 B-カロテン・鉄クロロフィリンNa・クチナシ色素・タール色素製剤 魚肉ソーセージ・カニ風味かまぼこ・菓子・漬物
保存料 安息香酸・ソルビン酸・デヒドロ酢酸Na しょうゆ・味噌・バター・ハム・チーズ・パン
防かび剤 オルトフェニルフェノール・ジフェニル バナナ・柑橘類
酸化防止剤 L-アスコルビン酸類・エリソルビン酸 バター・油脂・魚肉製品
発色剤(※) 亜硝酸Na・硝酸Na・硝酸K 肉類・ハム・ソーセージ
漂白剤 亜硫酸Na・亜塩素酸Na・過酸化水素水 かんぴょう・こんにゃく
調味料 L-グルタミン酸Na・5’-イノシン酸ニNa 市販のうまみ調味料
酸味料 クエン酸・乳酸 清涼飲料水
着香料 バニリン・酢酸エチル 清涼飲料製・菓子
乳化剤 グリセリン脂肪酸エステル・レシチン ケーキ・ドレッシング・バター
ゲル化剤 アルギン酸Na・メチルセルロース・ペクチン アイスクリーム・ジャム

※着色剤とは役割が異なり、赤色等の発色を明るく鮮やかにする為の食品添加物です。

何だか難しい名前がたくさん並んでいますが、キシリトールやサッカリン、クエン酸などよく見かけるものもありますね?

現代は自分たちの健康は自分たちで守る!という時代になってきています。

少しずつでも意識を持つということが大切になってきますね!

 

次回は「食品の見極め」についてです。お楽しみに!